赤ちゃんがいるお家の安全対策!ロックやガード、ストレスを溜めないためのグッズ活用法

こんにちは、あずさ兎( @azusausagi )です。
ママやパパがようやく赤ちゃんのいる暮らしに慣れてきた頃、考えなければいけないのがお家の安全対策です。
ハイハイやたっちができるようになった赤ちゃんは好奇心旺盛で、思わぬところで怪我をしたり、ヒヤっとすることも。
安全対策のポイントと、我が家で実際に使っているグッズについてまとめてみました。

目次

安全対策のポイント

赤ちゃんの行動は予測不能です。
昨日までできなかったことが突然できるようになっていたり、届かないと思っていた場所に手が届くようになっていたり。
危なそうなものは早めに対策をしておくと安心です。
触らせたくないものは徹底的に、手の届かない場所に置く、片付ける、ガードをする。
市販のグッズを利用したり、工夫をしたりして、家庭に合った安全対策をしましょう。

我が家で使っている安全グッズ

赤ちゃんスペースを区切るもの

安全対策で手っ取り早いのが、子育てスペースと大人のスペースを区切ってしまうことです。
家全体の安全に気を遣うことなく、赤ちゃんにとって安全な空間を確保することができます。

●ベビーゲート
我が家では2つのベビーゲートを使用しています。
1つはLDKに設置してキッチンに入れないように、もう1つは子供部屋の前に設置して下り階段に入れないように。
階段のすぐ上で使用したい場合は、必ず専用のものを選んでください。
2歳を過ぎると開け方を覚えてしまう子もいるので、成長に合わせて見直しをしましょう。

●ベビーサークル
ゲートとは違い、部屋の中の一部を完全に囲って区切ることができます。
サークル内をベビースペースにする場合が多いですが、赤ちゃんに入って欲しくない場所をサークルで囲う方法もあります。
サークル自体にトイパネルが付いていて、大きなおもちゃとして遊べるものも。
我が家は1歳10ヶ月差兄弟なので、上の子と下の子のスペースを分けるためにベビーサークルを使用していました。

扉や戸をロックするもの

危険なものは手の届かない場所に置くのが基本ですが、住環境によっては難しい場合も。
赤ちゃんに開けて欲しくない扉や戸は、開けられないようにロックしておきましょう。

●キャビネットロック
キャビネットや引き出し、冷蔵庫などにも取り付けることができるロックです。
「安全ロック」や「いたずら防止ストッパー」という名前で100均でも手に入れることができます。
取り付けたい場所の向きや大きさによって使い分けると便利です。

マグネットキーで開けるタイプのものなら、ロック本体はキャビネットの内側に設置することができるので見た目も損いません。
キーがなければ大人でも開けないので、外側に付けたロックを攻略してしまった赤ちゃんにも有効です。

ほとんどのキャビネットロックは粘着テープを使用して固定します。
賃貸などで跡を残したくない場合は、テープがきれいに剥がせるタイプのものや、取っ手を固定するタイプを選ぶといいでしょう。
取っ手自体を外してしまうというアイデアもあります。

●窓ストッパー
一般的な窓に付いているクルッと回す鍵は、子供の手の届く高さにあると開けられてしまう場合もあるので、補助錠代わりにストッパーを使用しています。
子供の手の届かない位置に貼り付け、普段は羽のようになっている部分を立てておきます。
窓を開けるときは羽を倒せばすぐに開けられるので、ベランダに出る掃き出し窓にもおすすめです。

ドアの指挟みを防ぐもの

見落としがちなのが、ドア(開き戸)の安全対策。
赤ちゃん自身がドアで遊んだり、他の家族が開閉したときに、指や手を挟んでしまうことがあります。
特に蝶番側には力がかかるので、骨折や切断の危険も。

●指挟み防止クッション
寝室のドアには、蝶番側の隙間をカバーできる安全グッズを使用しています。
ドアの開閉に合わせて広がるパーツを、室内室外の両面に取り付けるので、隙間に指をいれることができなくなります。
賃貸用として剥がしやすいタイプのアイテムも。

●ドアストッパー
ドアの下に挟むものだと赤ちゃんが自分で外せてしまうので、ドアの側面側に挟むタイプのストッパーを使用しています。
我が家で使っているものは、使用していないときにドアノブにかけておくこともできて便利です。

ぶつけた時の衝撃を和らげるもの

お座りの時期でも、歩けるようになってからでも、安定感のない赤ちゃんはとにかくよく転んで頭をぶつけます。
赤ちゃんは転ぶものと考えて、テーブルや机の角、床や段差をガードしておくと大怪我をするリスクを減らすことができます。

●ジョイントマット
さまざまな大きさ、機能のものが各メーカーから販売されています。
見た目だけでなく、掃除のしやすさや床暖房の効率など、家族の暮らしに合うものを選びましょう。
我が家ではニトリのものを使っていました。

●コーナーガード
赤ちゃんが遊んで剥がしてしまうことがよくあったので、100均でまとめ買いしていました。
跡が残ってもいいテーブルには、外壁用の強力な両面テープで補強して貼り付けています。

●階段の滑り止め
滑り落ちを防止すると同時に、コーナークッションの役割も果たしてくれるので、ぶつかった時のショックを和らげることができます。
段の境目がはっきりし、踏み外しづらくなったのもメリットです。

赤ちゃんの様子を確認するもの

赤ちゃんが眠っていたり1人遊びをしているときは、育児以外のことをする絶好のチャンス。
別の部屋から赤ちゃんの様子を確認できることは、お世話をする家族の安心につながります。

●ベビーモニター
眠っている赤ちゃんの顔に毛布がかかっていないか、うつぶせになっていないかなどを別室にいながら確認することができます。
音声や動きを感知すると知らせてくれる機能がついているものも。
目を覚ました赤ちゃんの泣き声にもすぐに気が付くことができます。

●カメラ付きスマートスピーカー
スマートスピーカーを簡易ベビーモニターとして使うことも可能です。
我が家ではリビングにAmazon Echo Show 5(アレクサ!と話しかけるあれです)を置いてあるので、スマホでリビングとビデオ通話したままシャワーを浴びたりしています。

応用編:工夫次第でもっと使える100均の安全ロック

好奇心旺盛な赤ちゃんがブルーレイレコーダーのボタンを押して電源を切ってしまったり、ディスクトレーを開けてしまうことの対策に、我が家では100均の安全ロックを切ってこんなふうに使っています。

また、普通の箱に貼り付ければロック付きの箱に大変身。
反対側はテープで固定しているので、ロックを開ければ宝箱のようにパカッと開くことができます。
収納グッズでよくある、ふた付きボックスなどでも応用できますね。
100円だと思うと豪快に使えるのがいいところ。

安全グッズを活用して事故を防ごう

紹介したどのアイテムも、赤ちゃんの安全を完璧に守れるものではありません。
ですが、常に安全に気を配り続けなければいけない赤ちゃんと暮らす家族にとって、安全グッズは大きな助けになります。
壊れていないか、きちんと取り付けられているかをしっかり確認し、どんどん活用していきましょう。

赤ちゃんは好奇心が旺盛ですが、大人が驚くほどの学習能力も持ち合わせています。
赤ちゃん自身が実際に試してみて「開かない!」と分かると、それ以降は諦めるようになることも。
教科書的なアドバイスだと「言葉で教えて分かる月齢ではなくても、話して伝えることが大切」なんて言われますが、大人が怒るのがおもしろかったり、気を引くためにわざと危ないことをする場合も多いです。
対策をせずに注意をし続けてイライラしてしまうよりは、先手を打って対策をしておくのも、大人がストレスを抱えずに過ごすために大切なことだと、わたしは思います。

どんなに気を付けていても予想がつかない行動をするのが赤ちゃん。
怪我をしてしまった場合の対応を知っておくことも大切な安全対策のひとつです。
救急車を呼ぶか迷ったら、#8000(小児救急電話相談)や#7119(救急相談)を利用してみてください。
赤ちゃん、そして一緒に暮らす家族が、安全で快適な生活を送れますように。

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