2人乗りベビーカー「DUO シティ HOP」徹底解説!メリット・デメリット【2歳差育児】

こんにちは、あずさ兎( @azusausagi )です。
ほぼ毎日、雨にも負けず風にも負けず押し続けた2人乗りベビーカー。
1歳10ヶ月差兄弟の育児で、約2年間大活躍してくれました。
4歳を過ぎて体力がついた長男がたくさん歩けるようになったのでベビーカーを卒業、同時に2人乗りベビーカーからも卒業です。
せっかくなので、我が家で使っていたkinderwagon DUO city HOPについての感想を書いておきたいと思います。
長くなってしまったので、今回は【機能編】です。
→2人乗りベビーカーがあると暮らしはどうなる?DUO シティ HOPを2年間使ってみた【成長編】 – きろくがすき。

目次

購入の決め手はコンパクトさ

我が家で使用していた二人乗りベビーカーは日本育児の「kinderwagon DUO city HOP(キンダーワゴン デュオシティホップ)」。
他の機種ともかなり悩みましたが、決め手はコンパクトさ。
玄関が狭く、買い物に行く先も狭いお店が多い我が家には小ささが最重要。
実際に店舗にも見に行きましたが、これより小さいサイズの2人乗りベビーカーは見つけられませんでした。
2年前に購入したものですが、現在販売されているモデルも我が家で使用していたものとほとんど変更はありません。
機能は少しだけアップデートされていて、以前は取り外せなかった前の座席のフロントガードが取り外せるようになっているようです。→追記:DUO シティ HOP2という名前になった新機種が発売されています。リンク先をDUO シティ HOP2に変更しました。

2人乗りベビーカーを使うメリット

1人乗りベビーカーではこなせないオペレーション

次男が生まれて自由にお出かけできるようになった頃、長男はまだ2歳になったばかり。
1人乗りベビーカーに長男を乗せ、次男は抱っこ紐に入れていたけれど、この頃の2歳児って「歩きたい!」って言うことも多いんですよね。
長男が降りたからといって、次男を抱っこ紐からベビーカーに移そうとするとぐずってしまったり、抱っこでせっかく寝ているのに起こしてまでベビーカーに乗せるのも…と思って結局そのまま次男を抱っこして空のベビーカーを押して歩く毎日。
逆に次男をベビーカーに乗せていると、疲れた長男がベビーカーに乗りたがり、まず抱っこ紐をつけて次男をベビーカーから降ろして抱っこして、抱っこした状態でさらに長男を抱えて持ち上げてベビーカーに座らせる…
2歳って、もうちょっとだから頑張って歩いちゃおう!ということができないので、突然疲れてイヤイヤ大泣き、それを待たせながらのこの行程をこなすのはかなりの地獄絵図。
夏は暑くて抱っこ紐だけでは乗り切れないと感じたのと、ステップやバギーボードでは2歳児のお昼寝に対応できないと思い、2人乗りベビーカーの購入を決めました。

1人乗りとほぼ変わらない横幅

ちなみにこの時に使っていた1人乗りベビーカーはコンビのF2です。

コンビF2との大きさ比較。
アングルのせいで分かりづらいですが、実際に見ると幅はほとんど変わりません。
公式の説明によると、DUO city HOPの方が3cmほど大きいようです。
この狭い狭い玄関でも収まるサイズなのが嬉しい。
駅の改札も通れます。(古いタイプの狭い改札ではドリンクホルダーをつけているとギリギリなところがあります。改札でドリンクがこぼれるとものすごく悲惨なので注意!)

DUO シティ HOPのデメリット

下カゴの収納力が少ない

コンパクトな反面、下かごの収納が少ないのがわたしが2年間使ってみて感じた唯一のデメリットでした。

下カゴは大きいように見えるのですが、カゴのちょうど上にフレームがクロスしていて、荷物の出し入れがしづらい。
1人乗りベビーカーだとカゴの後方から荷物を入れることが多いと思いますが、後ろはこのように塞がってしまっているので、サイドから入れることになります。
カゴ自体が浅く広いので例えばスーパーで買い物した荷物など、形状によって、入れ方によっては入らないことも多いです。
なので、わたしは初めから容量にはカウントせずに、レインカバーと幌を入れっぱなしにしていました。
偶然かそういう設計か、ぴったり入る大きさです。
幌とレインカバーを入れた状態でも、子供の上着や抱っこ紐など、ぎゅっと押し込める荷物なら入れることができます。

お出かけが楽になる工夫がいっぱい

空いている席を荷物置きにできる

下カゴに荷物があまり入らないのがデメリットとは言ったものの、荷物のことで困ったことはありません。
理由は、ベビーカー自体に重さがあるのでハンドルにたくさん荷物をかけてもひっくり返らないことと、前席を荷物置きにできること。

なんと、前席の座面を上側に90度曲げられるようになっているんです。
これが地味だけどすごくいい。
上の子が歩ける時間が増えてくると、前の席が空いていることになります。
荷物を置いて、座面をカチカチッと上げると荷物が落ちない!
すごくありがたい機能でした。
(1人乗りベビーカーでもこうなってくれたらいいのに…!)

幌には様子を覗ける窓付き

幌は両側を持って抜き差しするだけで簡単につけ外しすることができます。
手前側には後席の様子をのぞける窓が。
普段はカバーを閉じて使っていましたが、開けたときはこのようにクルクルと巻いて留められるようにボタンがついています。

幌の中央にあるファスナーを開くと、さらに大きく開くことができます。
日差しを避けるだけではなく、ちょっとした雨よけにもなるし、寒い季節は風よけのために被せていたこともありました。

最大まで開くとこんな感じでフロントガードの近くまですっぽり覆えます。
この写真では後席の背もたれを90度にかなり近く立てていますが、リクライニングで最大まで倒したときでも、前席の子の顔が隠れるくらいの長さになります。

前面のみのレインカバー、ドリンクホルダーは右手の位置に

付属のレインカバーは、一般的な1人乗りベビーカーのように全体に覆いかぶせるものではなく、幌の前側から前席の足元までにかぶせます。
幌はびしょびしょに濡れてしまいますが、中に漏れたりはしていないようでした。
この、レインカバーがコンパクトなのもずぼらなわたしには高得点。
乾かしたり拭いたりするのも簡単で、持ち運びも楽です。
(追記:新しく出たモデルDUO シティ HOP2では全体を覆うタイプに変更されているようです)

ドリンクホルダーは右側に付けられます。
取り外しは上からスライドするだけなので、狭い改札を通るときにはサッと外していました。
(夫には難しかったようなので、わたしがコツを掴んでいただけかも知れません。)

畳むと細長く、立てかけることも

畳むと30cm×30cmくらいの狭いスペースにも置くことができます。
レバーを踏みながらB型ベビーカーと同じ要領で前にハンドルを倒し、再度のフックを留めます。
はじめは少しコツがいりましたが、慣れれば簡単に畳むことができました。
ただ、大人が1人の場合、畳んでバスに乗ったり、階段を上ったり、というのは正直現実的ではないと思います。
月齢によりますが、ベビーカーに乗るような子供2人を見ながら1人で持ち運べる大きさではありません。
10キロ近くある重さよりも、持ちにくい、安定しない、ということの方が大きいです。

おわりに。

購入する前は、1人乗りベビーカーもあるし、上の子もスーパーくらいまでなら歩けるようになってきたし、本当に使う?とかなり悩みましたが、今では、あのとき買っていなかったらこんなに楽しいお出かけはできなかっただろうな、と思うくらい大切なマイカーになりました。
卒業が本当に寂しくてこんなブログまで書いてしまうほど。

続きは実際に使っていた写真を振り返りながらの【成長編】を書きたいと思います。

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